カルボナーラ。その名は日本でも知れ渡っている。幾人の胃袋に収まったかはいざ知らず。パスタのなかでも定番のひとつであろう。
ただ巷では、生クリームだとか牛乳だとかベーコンだとかいうものを以てカルボナーラを作るという言説が、なぜか、横行している。待ってほしい。カルボナーラだ。カルボナーラなのだ。カルボナーラ原理主義者としては、ベーコンや生クリームなどを用いた「カルボナーラ」はカルボナーラとして認められない。
必要な材料は、グアンチャーレ、ペコリーノ、卵、胡椒。以上だ。オリーブオイルは使用しなくても、グアンチャーレの脂で十分だ。また、ペコリーノがそこに加われば、塩もいらない。このアンサンブルは十二分に最強なのである。ベーコンだなんてもってのほかだし、生クリームや牛乳を使うなんていうのにいたっては犯罪だ。
カルボナーラ万歳!グアンチャーレ、ペコリーノ、卵、胡椒!!カルボナーラよ、永遠なれ!カルボナーラ!